Christmas market in Berlin

ベルリンのクリスマス市

コロナの前には毎年、クリスマス市へ行きました。

主にドイツです。

クリスマスカードの出荷も一段落し、疲れがピークに達した頃ですので、行った後の心と体の快復感はとっても素晴らしいものでした。

まずはベルリンのクリスマスマーケットをご紹介したいと思います。

アドベントが始まる日にクリスマスマーケットがはじまります。11月の最終週です。

今年も行くぞ!と決めますと、これに滞在する場所のクリスマスマーケット開催日に合わせて、スケジュールを組んで行きます。

クリスマスマーケットが始まった途端ホテル代も倍になりますが、そこは倍以上の価値があるので毎日ホテル予約サイトと航空券の安い日を見比べる日が続きます。

クリスマス市の開催場所に近いホテルが理想です。

ベルリンといえば、最初に訪れたのはベルリンの壁崩壊後すぐでした。

常々、社長が、いずれベルリンの壁は崩壊するからその前に行くといいよ、と行っていたのです。

その時のホテルは治安のため、いいホテルを予約してもらえました。

グランドホテルはミッテ区、周りは建設途中にほっぽらかしの鉄骨のみのビル。

日が暮れると怖くて外を歩けません。

今はスターウッドが運営して、ウェスティン グランドホテルになっています。

ホテルの朝食は、びっくりするぐらい豪華で魚やお肉がいっぱい並んだビュッフェ。

いかにも共産党の幹部のみが許される特権の世界。

1990年代にこれはとても珍しいものでした。

紅茶は真っ黒で隣のご婦人がびっくりしていました。

広場では再生の紙でできた本やポストカード。

今思えば売らずに持っておけばよかったと思いました。

さて、今のベルリンです。

同じ場所にはフォルクスワーゲンのショールーム。カフェもあり、そのサンドイッチと生のオレンジジュースは絶品です。今は、リージェントホテルになりましたが、フォーシーズンズホテルもあり、エントランスは全て大理石の贅をつくしたホテルもあります。

5分歩けば。フランスのデパート、オプランタンもあります。

町歩きはとても楽しいです。壁崩壊前のベルリンテレビ塔や、下を見ればベルリンの街の柄のマンホール。地下鉄駅にある、ベルリンベアのイラスト看板のついたレンタサイクル。

地下鉄を乗り継ぎ、お目当のお店に行くのも旅の楽しみです。

このエリアで開催されるのが、ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットです。

初めて来た時は、なんと洗練されたおしゃれなクリスマスマーケットだろうと感動しました。

全てのお店に入って、食べたり、買ったりしたくなります。

このエリア以外にもベルリンには、100から200の大小いろいろなクリスマスマーケットがあるそうです。

クリスマスマーケットは日本の夏祭りの屋台と同じで子供の頃の懐かしいものもあり、ワクワクします。

そして何よりちょこっと食べてまた歩き、また食べて、飲んで、と楽しくてたまりません。

子供たちが遊べるメリーゴランドや、乗り物があったり、日本と同じ綿菓子やりんご飴を売っている店があったり、様々なマーケットがあり、とりあえず移動したら、そこのマーケットには顔をだす。という楽しみがあります。

また、コロナが終わったら、行ってみたいと思います。