ロンドンの地下鉄

ロンドンの地下鉄はアンダーグラウンドといいますよね。
トンネルの形がチューブのようなので、チューブの愛称で呼ばれたりもます。
慣れるまでは迷いますが、慣れてしまうととても便利です。
日本では、パスモ、ロンドンではオイスターカードというプリペイドカードがあります。これですと、バスも使えます。最近のバスは現金払いができなくなってきましたから、常にお金をインプットしないといけません。

ロンドンの地下鉄で困るのは乗り換えの時です。
日本のようにほとんどの駅にエスカレーターを備えている、というわけではないので、大きなスーツケースを持っているときは大変な思いをします。
事前にどこの駅で乗り換えたら階段が必要ないか、どのラインに乗ったらホームから階段を使わずに改札まで行けるか、というのをメモします。

でも安心してください、ロンドンで、だれか助けて~というと、素敵な紳士が運んでくれます。私がパディントン駅で苦労してると、二十歳くらいの女の子がサーっとスーツケースを持って、階段を降りてくれました。
又、声をかけなくても、ある時はあれ?一瞬で荷物が軽くなり、なくなった、と思ったら男性が下まで運んでくれたこともありました。
この親切を受けてからは日本でも困った方がいたら、お手伝いするようにしています。

最近はエレベーターがかなり配備されてきましたので、駅によっては楽になりました。
一度、エレベーターの中でスリにあいそうになりましたから、世界どこでも気を付けないといけませんね。地下鉄の中でもスリはおりますので、油断禁物です。

ロンドンの地下鉄で私が大好きなのは、駅の中のタイルアートです。
改装が進んでいますので、なくなってしまう場合もあり、よりかっこよくなっている場合もあり、それを見るだけで、一日楽しめそうです。
シャーロック・ホームズのイラストがタイルにある駅もあります。 ロンドン通の方ならお分かりかと思いますがベーカーストリート駅です。

タイルアートはありませんが、007の映画に出てきそうなかっこいいところもあります。

ロンドンの地下鉄の看板は、歴史とともにデザインも変わっているんですよね。古い駅を残しているところはそれを見ることができます。
映画のオーステインパワーではタイムトラベルしますので、昔の地下鉄の看板を再現していて、オー!と映画を見てうなりました。
この写真は去年撮った写真ですが、Undergroundの文字は昔のものです。

そして注目はポスターです。
広告のポスターの合間に、ロンドンの地下鉄のポスターがあります。
ホームと電車のギャップにご注意ください、とか、日本と同じようなポスターもあります。
これはかなり昔から、デザイナー養成のために、と始まったそうです。

コベントガーデンのロンドントランスポートミュージアムには昔の柄のポスターも販売されているので、ロンドンに行かれた際はぜひ訪ねてみてください。
地下鉄のポスター柄や、マップ柄のグッズ、模型や品ぞろえも豊富です。
地下鉄のシートの生地でクッションカバーを売っているときもありました。
楽しいですよ。

https://www.ltmuseum.co.uk/

バンクシーが、医療従事者への感謝の絵の次に、ロンドンの地下鉄に現れました。
コロナウイルスに負けないぞ! そんなメッセージが込められてますね。
マスク着用も、注意喚起しています! 素晴らしいです!

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. . If you don’t mask – you don’t get.

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引用元 Instagram@banksy

その後、消されたらしいです。
残念。